SSブログ

ベートーヴェン、月光、ヴァルトシュタイン、テンペスト。 [2013]

Alpha194.jpg
ステイ・ホーム、春と触れ合えない今年の春... ならば、春っぽい音楽を聴いて、元気出そう!ということで、モーツァルトの「春」に始まり、ウィンナー・オペレッタに、ウィンナー・ワルツと、春っぽい音楽、聴いて来ました。で、それら、ウィーンの音楽でありまして... 改めて、思う、ウィーンのサウンドというのは、どこか春っぽい?ウィーン古典派の音楽は、春のそよ風のようだし、シュトラウス・ファミリーの音楽は、春の野原へとピクニックに行くみたいだし、アカデミックなブラームスにも、春の陽気さ(大学祝典序曲ハンガリー舞曲のアゲアゲ・チューンとかね... )は窺えて、マーラー(花の章、とか、まさに... )や、ツェムリンスキー(『春の葬送』なんて作品も書いてます... 葬送なのがウィーン世紀末なのだけれど... )の濃密さには、春の爛熟を思わせる。何だろう?この春っぽさ、ウィーンの東の玄関口(ちなみに、オーストリアの正式名称は"エスターライヒ"、和訳すれば、東の王国... )としてのローカル性が、その音楽に、ある種の長閑さを生む?なんて考えてみるのだけれど... そう言えば、陰陽五行説、東を示す季節は、春なのだよね... 東の都は、春の都?なんてウィーンを見つめると、新鮮かも...
ということで、ウィーン古典派、最後の巨匠、ベートーヴェンに続きます。アレクセイ・リュビモフが、1802年製のエラールのピアノの復刻で弾く、ベートーヴェンの「月光」、「ヴァルトシュタイン」、「テンペスト」(Alpha/Alpha 194)。ここにも春はあるかな?

続きを読む...


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。