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クラヴサンで弾く、ウィンナー・ワルツ、 [2010]

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ワルツというと、新春というイメージがある。それは、お正月の、ウィンナー・ワルツ尽くし、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートによるわけだけれど、冷静に考えれば、ワルツは、特別、お正月のものではない。いつだって踊られていたのだから... それが、ウィーン・フィルというクラシック屈指のブランド力と、それによる、毎年、欠かさない世界中継によって、見事、ウィンナー・ワルツはお正月の風物詩に... クラシックの世界も、ビジネス感覚、極めて大切なわけです。とはいえ、ウィンナー・ワルツの朗らかさは、まったりお正月気分にドンピシャでもある事実。年末に第九をやろう!と言い出した人くらいに、お正月にウィンナー・ワルツをやろう!と言い出した人、凄いと思う。けど、ワルツがお正月に限定されてしまうのは、少し惜しい。その朗らかさ、春が勢い付く、まさに今の季節にもぴったりな気がするから... いや、新春ばかりでなく、春真っ盛りもまたワルツ!何より、今こそ、楽しい音楽を聴こう!みんなで踊ることはできないけれど、みんなで踊れるような楽しい音楽を!
ということで、浜松市楽器博物館、コレクション・シリーズから、24... 中野振一郎が、1765年製、フランソワ・エティエンヌ・ブランシェ2世のクラヴサンで弾く、オペレッタに、ワルツに、『ウィーン、わが夢の街』(浜松市楽器博物館/LMCD-1917)を聴く。

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