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ヴァインベルク、室内交響曲。 [2017]

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2019年は、ヴァインベルクの生誕100年のメモリアル。だったのですね... 年明けてから気付きました。で、凹んでおります。毎年末、来年、メモリアルを迎える作曲家には、誰がいるのかなァ~ と、ワクワクしながら調べるのですが、まさか、ヴァインベルクを見落とすとは... いや、まだまだマニアックとはいえ、ここ数年、明らかに再評価の機運が高まっているヴァインベルク。ECMでクレーメルが、CAHNDOSでスヴェドルンドが、積極的にヴァインベルグを取り上げて来て、その音楽の魅力は、ジワジワと知られつつある?いや、ショスタコーヴィチの弟分にして、その延長線上で、もうひとつ洗練されたものを響かせるヴァインベルクの音楽は、なかなか魅力的。何より、20世紀の音楽が音楽史に回収され、現代音楽というフレームを外して見つめることができるようになって、初めて、近代以前の伝統が息衝くヴァインベルクの音楽は、輝き出すように感じる。
ということで、12月8日が誕生日だというから、生誕100年から、まだ2ヶ月は経っていないぞ!と、豪語の追い祝い... ギドン・クレーメル率いる、クレメラータ・バルティカの演奏で、ヴァインベルクの室内交響曲(ECM NEW SERIES/4814604)を聴く。

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