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フェルドマン、初期ピアノ作品集。 [2013]

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スキー場の雪不足のニュースに、温暖化の影響をひしひしと感じる今日この頃ではありますが、陽が落ちれば、やっぱり、寒い。夜、足元からの冷え込みをジーンと感じれば、やっぱり冬だなと... という中、ピアノをフューチャーしております。冬はピアノ... そのクリアな響きを、冬の空気感と重ね合わせて、この冬に、集中的にピアノを聴く。で、前回、ピリオドのピアノで、淡々と、シューベルトのピアノ・ソナタを聴いたのだけれど、今回は、さらなる気温の低下を招く?現代音楽のピアノ。いわゆる"ゲンダイオンガク"の抽象を、ピアノというマシーンで奏でると、より研ぎ澄まされた世界が広がるようで、それは、どこか、冬の景色に似ているのかなと... いや、振り返ってみると、ここのところ、イカニモな"ゲンダイオンガク"(戦後「前衛」的な... )を聴いていない気がして... 避けているわけではないのだけれど、広過ぎて、浅過ぎる、当blogの関心の散漫さゆえに、ディープな"ゲンダイオンガク"に、なかなか迫れない?ならばと、聴きます。冬はピアノ... で、戦後「前衛」。
アメリカの戦後世代を代表する作曲家のひとり、フェルドマンの、静かに研ぎ澄まされたピアノによる抽象... 現代音楽のスペシャリスト、ドイツのサビーネ・リープナーによる、フェルドマンの初期ピアノ作品集、2枚組(WERGO/WER 6747 2)を聴く。

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