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四季、リコンポーズド・バイ・マックス・リヒター。 [2014]

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さて、8月が終わります。まだまだ暑いものの、天気予報では秋雨前線(いや、また大雨となっている地域があり、心が痛みます... )という言葉が聞かれ始め、来月になれば、気温も落ち着くような話しもチラホラ... あれだけ暑かった夏も、また秋へとうつろうのですね。で、何となしにセンチメンタル。冬の終わりは、春を迎えるワクワクとした気分に包まれるものですが、夏の終わりは、どこか寂しげ... お盆も過ぎると、少しずつ影が伸びて、燦々と輝いていた太陽は、どこかへ遠ざかってしまような、何とも言えない心細さを感じることがある。秋が嫌いなわけじゃないけれど、夏が行ってしまうことに、妙な喪失感。これって、夏休みの遠い記憶だろうか?三つ子の魂百までじゃないけれど、こどもの頃に刷り込まれた夏休みの特別感は、どこかで今も生きている気がする。その特別感が、今、去ろうとしている。ということで、季節の変わり目に、季節そのものを聴いてみたいと思う。
ダニエル・ホープのヴァイオリン、マックス・リヒターのシンセサイザー、アンドレ・ド・リダーの指揮、ベルリン・コンツェルトハウス室内管弦楽団の演奏で、マックス・リヒターによるリコンポーズ、ヴィヴァルディの『四季』(Deutsche Grammophon/479 2779)を聴く。

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