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グリーグ、オーラヴ・トリグヴァソン。 [2007]

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シベリウスを聴いたので、クラシックにおける「北欧」の二枚看板のもう一方、グリーグを聴いてみようと思うのだけれど... ふと考えてみると、グリーグの作品って、あまり聴いたことがないのかもしれない。ピアノ協奏曲に、『ペール・ギュント』... 有名な作曲家ほど、有名な作品ばかりに注目が集まりがちで、全体像が見え難いような気がする。クラシックの悪い癖?どうしても聴き馴染みのある名曲に流れがち... いや、それだけの吸引力を持つのが名曲の名曲たる所以ではあるのだけれど、多くの隠れた名曲に触れず仕舞いになってしまうのはとても残念なことだと思う。で、まさに、グリーグがそういう作曲家のように感じる。ピアノ協奏曲、『ペール・ギュント』以外にも、多くの作品を書いているグリーグ... 交響曲に、管弦楽曲室内楽曲ピアノ曲歌曲と、その楽曲一覧を見れば、この人が、まさにオール・ラウンド・プレイヤーであったことを思い知らされる。そして、どの作品からも、グリーグらしさは溢れていて、瑞々しく、ピアノ協奏曲、『ペール・ギュント』に負けず惹き込まれる。
そんなグリーグのオペラ... オーレ・クリスティアン・ルードの指揮、ベルゲン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、ベルゲン・フィルハーモニー合唱団らの歌で、グリーグの未完のオペラ『オーラヴ・トリグヴァソン』からの3つの場面(BIS/BIS-SACD-1531)を聴く。

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