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アイヴズ、ホリデイ・シンフォニー。 [2015]

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7月4日、アメリカ合衆国、建国242年、おめでとうございます。
一日遅れではありますが、同盟国から、ご挨拶を... って、近頃、アメリカでは、「同盟国」なんて、どうでもいいような感じ... てか、同盟国が、なぜ同盟国となったか、その歴史を知らなさそうなのだよね、白いおウチにお住まいの、たたみイワシ・ヘアーの閣下... いや、アメリカに限らず、今、世界は、歴史を捉える力が弱まっている気がする(「歴史認識」という言葉を、まるで呪文のように唱える方々も、大きな流れである歴史そのものに関しては、極めて意識が低かったり... )。もし、歴史を人生に例えるならば、今の世界は、両親の顔はおぼろげで、どんな風に育ったかを思い出せず、思春期のトラウマに囚われ、辛かった記憶も、幸せだった記憶も封印し、迷子になっている状態(場合によっては、認知症の症状も出ていて、変に暴力的になったり、コミュニケーションを取ることが難しいこと多々あり... )だろうか?自らが歩んで来た道が見えなくなっている中で、未来へと踏み出さなければいけない21世紀、この先が、かなり恐く感じてしまう。なんて、悲観しても始まらないので、とりあえず、アメリカ独立記念日を音楽で祝うよ!バーンスタインの奇作に続いての、鬼才、アイヴズ...
アンドルー・デイヴィス率いるメルボルン交響楽団の、アイヴズのオーケストラ作品を取り上げるシリーズから、第2弾、独立記念日ばかりでなく、ワシントン誕生日、戦没将兵記念日、感謝祭も祝ってしまう、4つの祭日、4曲からなる、アイヴズのホリデイ・シンフォニーと、「ニュー・イングランドの3つの場所」など、定番の作品(CHANDOS/CHSA 5163)を聴く。

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