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ロシア音楽の豊かさはどこから来るのだろう? [selection]

とうとう、始まりました。ソチ・オリンピック!
普段、リュージュなんて、もの凄く縁遠いのだけれど、思わず見入っちゃって... もの凄くストイックな競技だけれど、あのスピード感はカッコよ過ぎ!わずかな体重移動で、絶妙なコーナリングを得て、時間を切り裂いてゆくようなレースのスリリングさ!ソリなんて前近代の乗り物のはずなのに、こんなにも近未来的な気分が漂うとは、ちょっと驚き。ソチのコースもカッコいいのか?見始めたら止まらなくなってしまう。これがオリンピックの魔法?ということで、慢性的睡眠不足状態に突入。何だか、フワフワしながらロシア音楽を聴いております。
そう、ここまでロシア音楽を5タイトル聴いて来たのだけれど、よりロシア音楽の広がりを楽しむために、チャイコフスキー、5人組、ロシア・アヴァンギャルドばかりでないロシア音楽のマニアックなあたりに注目してみようかなと... そんな6タイトルをセレクションしてみる。

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寒い冬にホっと一息、古楽を聴く。 [selection]

大寒は過ぎましたが、まだまだ寒い... いや、寒過ぎる...
迎春だ、初春だと盛り上がっても、未だ、冬、真っ只中!何しろ、冬のオリンピックはこれからだし... となれば、「冬」で盛り上がるしかない!そこで、冬に聴きたいセレクション。春の古典派夏の近代音楽秋のロマン主義と来ての、冬は古楽。いや、何となく、古楽の素朴なサウンドで、この寒い季節、ほっこりできたらいいかな?くらいの思い付きではあるのだけれど。ルネサンスのやわらかなサウンド、中世の不思議なサウンドから、「冬」の景色や、空気感、あるいは気分を見出してみようかなと... そんな、セレクションの試み。
冬、こたつで丸くなりながら、あるいは、キーンと冷えた空気に包まれながら、スローな魅力を放つ、時にマジカルでもある古楽を、ひっそりと聴いてみる。そんな、10タイトル...

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タグ:古楽
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クラシックの実りの秋のロマン主義。 [selection]

10月に入りました。今となっては、あの酷暑も随分と遠くに感じ...
いや、もう秋!空を見上げれば、すでに天高く、流れてゆく雲はうろこ雲、まさに秋空で。そんな空を見上げるたび、ほっと一息付きつつ、若干、寂しさも過り、ちょっと複雑な心地。今年もあと3ヶ月だよ... やっぱり秋はセンチメンタルなのか?というより、単に年食っただけ?ムムム... というあたりはともかく、芸術の秋、クラシックがしっくり来るなと... となれば、秋の深まりを前に、再び、秋に聴きたいセレクション。で、春の古典派夏の近代音楽に続いての、秋はロマン主義。実りの秋とも言える、クラシックの最も実り多き頃、ロマン主義の時代、そのリッチなサウンドと、そのロマンティックから漂うセンチメントに彩られて、秋の心地をしっとりと音楽で包む。
そんな、10タイトルをセレクションする試み... 当blog、四季のセレクション、第2サイクル、秋は思いっきりロマンティックに、クラシックのど真ん中で、浸る!

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『春の祭典』初演、100周年記念、夏に聴く近代音楽撰。 [selection]

バレエ『春の祭典』、初演、100周年のメモリアル!
ということで、にわかに近代音楽が盛り上がる2013年... 様々にメモリアル・リリースが続いて、かつての名盤の復活、若手による最新の録音、オーケストラではないスタイルによる録音、作曲者による自作自演、極めつけは、10枚組、記念ボックス(SONY CLASSICAL/88725461742)... てか、10枚も同じ曲で埋め尽くされているって、飽きないのか?とは思うのだけれど、年代順に並べられたその10枚の『春の祭典』は、ずばり、『春の祭典』の受容の歴史であって、かなり興味深い。それにしても、10枚の『春の祭典』か... 『春の祭典』の祭典だな... いや、こんな風に、メモリアルを祝える作品なんて、他に無い。やっぱり、凄いんだ... と、100年経っても色褪せない存在感に、改めて感服させられる。で、そんな『春の祭典』に捧げるセレクション...
7月となりました。梅雨、明けました。早速の猛暑です。夏です。ということで、夏に聴く音楽は?ガツンと近代音楽を推したい当blog。20世紀、マシーン・エイジのド迫力サウンドというのは、ある種のロック?で、それらを並べたら、フェス?夏の祭典?みたいな、ユルいノリで、10タイトル、セレクションしてみました。ということで、春、古典派。に続いての、夏、近代音楽。

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タグ:20世紀
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クラシックの、最も瑞々しい頃... [selection]

いやぁー、梅雨、本格化ですね。湿度にヤラレてます。
気温はそれほどでもないのに、熱中症... そんなニュースに驚いたのだけれど、原因は湿度。侮れないな、湿度... だからなのか、湿度に塗れる日々、こう、気分的にスイッチ入りません。首、肩、重いし。乾燥しているよりは潤っていて欲しいところだけれど、潤いが過ぎた日常というのは、それだけでストレスになるのだなと。いや、これこそ梅雨!そんな梅雨を、瑞々しいロマン主義で受け流す、6月。だったか?いや、ロマン主義の流れを追う、6月。ロマン主義下りと称して、19世紀、ドイツ―オーストリアの音楽をいろいろ鑑賞中。が、ウェーバーの『オベロン』(1824)と、リストの後期作品集(リストの死を前にした1880年代を中心に... )の、半世紀を越える開きというのは、ちょっと飛び過ぎだなと... というより、その半世紀こそ、ロマン主義が最も潤いに充ちた頃。ロマン主義が成熟した、まさに、クラシックの輝ける時代!そのあたりが抜けてしまっているのはもったいない。
そこで、その半世紀を埋めるセレクション、6タイトル...

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タグ:19世紀
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古典派に春を... 春に古典派を... [selection]

音楽連休にしよう。ということで、音楽連休中。
でもって、古典派週間です。4月からの流れで... いや、さすがに飽きるかなと思ったものの、まだ行けそう。というあたりが、古典派の魅力かなと思う今日この頃。もちろん、聴き方にもよるのだろうけれど、そよ風のように、気持ち良く吹き抜けてゆく感じ... 古典派の、ある種の軽さがもの凄く心地良い!このあたりが、古典派の春っぽさかな。これが、ロマン主義だったりすると、吹き抜けない。どんと腹に溜まって、食い過ぎたァ。となる。その満腹感こそ、また醍醐味ではあるのだけれど... いや、クラシックも、いろいろある!というより、どんなジャンルよりも、いろいろなものが詰め込まれているのがクラシックの特筆すべき点だと思う。
そこで、その「いろいろ」が織り成すクラシックを、四季に例えるならば?春は、古典派!当blog、四季のセレクション、第2サイクル、第1弾として、春の古典派、10タイトルをセレクションする試み。何より、ポジティヴでポップな古典派サウンドでテンション上げてく5月、連休!

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タグ:18世紀
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19世紀、ヴィルトゥオーゾ & エンターテイメント。 [selection]

普段は嫌煙しがちのコテコテなクラシック、19世紀の音楽に、改めてガッツリ向き合った11月。何だかとても新鮮に感じた(単に、これまでがあまりにマニアックだったことの裏返しとも言えなくもないのだが... )。と、同時に、もの凄く興味深くも感じた。クラシックの大看板を担う19世紀の名曲というのは、意外と、その時代背景というか、作品の周辺がよく見えてこない印象を受ける。もちろん、解説書を読めばとことん書かれてはいるのだけれど、作品そのものは、どこかで19世紀のリアルと切り離されて扱われている?そうすることで、19世紀の音楽は、アカデミックなクラシックの名曲へと磨かれて行ったのだろう。が、磨かれていない状況の方に興味を覚える。剥き出しの19世紀?良くも悪くも素のままの19世紀... あれだけのカリスマたちが割拠し、途切れることのない人気を集める名曲を生み出した時代の熱さを、アカデミズム越しにではなくダイレクトに味わってみたい...
オリジナル主義、ピリオド・アプローチによるコテコテを聴いて来たからだろうか?そんなことを思っての、「コテコテ」の締めに、19世紀のリアルを象徴する、「ヴィルトゥオーゾ」の存在に注目するセレクション。今、改めて聴きたい、ヴィルトゥオージティ溢れる6タイトル。

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タグ:19世紀
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アポカリプティック・サウンズ... 2012年を乗り切るために... [selection]

オリンピックという「夢」から醒め、ふと見渡す現実は、ますます混迷を深めていて、あっちを見ても、こっちを見ても、みんなやりたい放題、言いたい放題... で、どーしたいの?どーなるの?と、悶々とさせられ日々に、ちょっと窒息しそう。こういう不透明さに対するストレスが、さらなる混迷を呼び込み... グダグダにして、ズブズブのスパイラルに陥っているんじゃない、政治、外交、経済。そこに来て、日本では、異常に降り過ぎる雨、世界に目を向ければ、まったく降らない雨に、終末感も漂い出して... 嗚呼、2012年。やはり世界は、滅亡に向かって、ひた走っているのか?そう、噂のマヤ歴が終わるのが、12月21日。信じるか信じないかは...
ということで、何を聴いてその日を待つか?という、奇ッ怪というか、奇天烈なセレクションの試み。やっぱり、夏は、こういう方向で盛り上がりたい?

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夏がやって来て... [selection]

梅雨明け!というのは、喜ぶべきことか?
なんて、考え込んでしまう早速の猛暑... 鮮やかな空、圧倒的な太陽、その熱さに、夏!を、おもいっきり体感させられて、何気にテンションも上がってきそうなのだけれど、これだけ暑いと消耗してしまう。で、さて、これから、この暑さがどれくらい続くのかと考えると、ゲンナリしてしまう。
年々、狂ってゆく大気。南北アメリカで大干ばつ... 今はそのニュースしか伝わっていないけれど、やがてパンがダメ、ケーキもダメ、肉(とうもろこしとかの飼料で育つ... )もダメ、と、なる日が目前に迫っていることを、ニュースは伝えている?ここのところ、日本は、化石燃料を使うことに、ほとんど抵抗が無くなっているけれど... やっぱり考えないと... 九州を襲った恐るべき豪雨とか、我々は、狂わされた大気の猛威を目の前にしていることを、もっときっちり受け止めなくてはいけないと思うのだけれど...
なんて、デカイことを悶々と考え込んでいてもどうにもならんので、音楽を聴いてスッキリする!暑気払いとしてのセレクションの試み。に始まり、と来て、「四季」を完結させる、夏に聴きたい10タイトル。この猛暑に負けない濃いめの音楽!

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朝の雨に感謝するために... [selection]

雨の日、曇りの日、"misty"な日々... ちょっと気鬱な梅雨空も楽しむために...
と、それぞれの季節に合わせて、聴いてみたいアルバムをセレクションしてきたのだけれど、夏を前に、梅雨に聴いてみたいアルバムもセレクションしてみようかなと... で、その「梅雨」なのだけれど、やっぱりネガティヴなイメージがある。雨が降れば面倒くさいし、降るのか降らないのかはっきりしないのも面倒だし。けど、それだけ他にはない感覚があるのも梅雨であって。「四季」という4つの区分で語られる季節に対して、梅雨の個性というのも際立ったものがある。春から夏への変わり目でありながら、春にも夏にもない梅雨なればこその感覚がしっかりとあって、5つ目の季節としてもいいように感じてしまうのだけれど。そんな「梅雨」を聴く音楽。変に暗くなるつもりはないけれど、窓越しに雨降りの風景を見つめながら、グレーの雲の下、気分をカラリとさせてくれる音楽ではなくて、仄暗さと湿り気を感じさせる音楽を聴いてみる。そういうのもいいかなと。
ということで、選んでみる。雨の日に聴く6タイトル。

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