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物理楽。 [miscellany]

まったく、こうも気分を高揚させてくれるとは!梅雨だなんだで、沈んでなどいられなくなる、南アフリカからの夢のようなニュース!そして、遠く、地球の反対側で戦っているニッポン"チーム"に、ただただ、ありがとう!で、昨日は一日中、頭の中で『アイーダ』の凱旋シーンがリフレイン。睡眠不足で体調不良気味?だけれど、変にテンションの高めの一日を味わう。それまでとは違う次元にいるような、そんな錯覚に陥りそうなほど...
さて、ふらりと図書館へ... 返さなきゃいけない本があったからなのだけれど... ついでに、パラパラっと『レコード芸術』を立ち読み。すると、この前、触れた、エクトル・パラ+リサ・ランドールによるプロジェクティヴ・オペラ"Hypermusic Prologue"(KAIROS/0013042 KAI)についての評を発見(海外盤視聴記にて... )。もう出てるんだ?!と、ちょっと感心しつつ、気になっていた、その中身についての情報をキャッチ。どうも、ランドール教授の私小説的オペラ?で、もちろん次元を越えてゆくことになるみたい... って、やっぱり気になる。
図書館から帰宅後、何となしに"GRAMOPHONE"(レーベルでなく雑誌... )のサイトを覗いたら、フィリップ・グラスの最新作についての情報を見つけてビックリ!こっちも物理学者じゃん...

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ムジカ・ムンダーナ。 [miscellany]

さて、とうとう梅雨入り。心なしか、気分もそんな空模様を映して、グレー... で、何となしに音楽を聴くのも鬱陶しくなる。ような。いやな季節... いや、単に自分自身が疲れているだけか?そういや、最近、つまらんこと書いているよなぁ。なんて、ふと思う。てか、それは元からか... というあたりはともかく、どうも音楽が、すーっと身体に入ってこないような、そんな感覚がある今日この頃。それって、普段、音楽を聴き過ぎている反動?時折、そういう症状がやって来るのだけれど、耳が鬱にでもなっているのだろうか?そんな時は、クラシックというジャンルから離れてみると、効果覿面だったリ... で、クラシックというのは、やっぱりヘヴィーなのかも。と、振り返る。
ということで、話しは音楽を離れて、地球を離れて、宇宙へ?

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タグ:現代
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万博記念、 [miscellany]

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何かと話題を振りまいてくれる上海万博... 行ってみたいような、行ってみたくないような...
そんなあたりが、いかにも中国らしい。おもしろそうな分、若干ダーティーで、スラップスティック。ならば、恐いもの見たさか?腕白万博。いや、万博の歴史を振り返れば、いつだってそんなものかもしれない。
ところで、「万博」とクラシックというのは、意外と関係が深い。何しろ、その昔、音楽部門があったり、作曲コンクールをやったり... 万博の時代、「19世紀」は、クラシックの黄金期、「19世紀」でもあって。クラシックのお馴染みの作曲家たちが、その時々の万博に関わっていたりする。そうしたあたり、フランス音楽史の専門家、井上さつき先生の著書がおもしろく... 『パリ万博音楽案内』(音楽之友社)、『音楽を展示する』(法政大学出版局)など、「万博」とクラシックの悲喜交々を伝えて、興味深い。そして、「万博」とクラシック、もちろん19世紀ばかりではない。1970年、大阪万博を忘れるわけにはいかない。

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タグ:20世紀
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熱狂するは、ショパンばかりでなく... [miscellany]

さて、すっかり暖かい。やはり、5月の連休だ。そして、行楽日和が続く...
が、家にいる。家にいていいのか?いや、やらねばならないことがいろいろと出てきて... となれば、やらねばいけないことをやりながら、音楽を聴くしかない!と、強引に在宅、音楽の日にする。
ところで、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン。ショパンの生誕200年... ショパンで大いに盛り上がっているのだろうか?いや、NHKまで生中継のようでして... また、今年は、金沢でも、びわ湖でも、新潟でも、ショパンで「熱狂」するようでして... まさか、ここまでチェーン展開して来るとは思ってもいなかった。で、そのヴァイタリティに感服させられる。何より、クラシックで、これほどアグレッシヴになれるあたり、頼もしい限り。
それにしても、メモリアル。で、マーラーを忘れるわけにはいかない!

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タグ:マーラー
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「HMVジャパン調べ」 [miscellany]

HMVの『クラシック音楽に関する意識調査』が発表される。
いや、楽しみにしておりました!そして、なんと興味深いこと!けど、「クラシックを聴いて、心身の健康に効果を実感できています。」って、本当?さっき、ヒナステラのピアノ協奏曲を聴いていたら、お腹痛くなったよ... ってのは、昨日の晩、食べたものに問題があったか...
ま、音楽療法があるくらいだし、モーツァルト作品が放つ1/Fゆらぎが話題になったこともありました。ならば、クラシックをたっぷり聴いている自分は、相当に元気であってもいいはず。が、そうならんのはなぜ?と振り返れば... やっぱり、クラシックでも、変なものばかり聴いていると、元気にはなれないのねと。ストラヴィンスキーやら、シェーンベルクやら、ラッヘンマンやら、まだまだ他にも... 時として破壊的であり、また、若干、病的な音楽も含むのがクラシックであります。

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コンサートホールができるまで... [miscellany]

事業仕分け、第2弾が始まる... で、思いっきりやっちゃってください!
というニュースを、何かと聞くわけだが、芸術関連(今回は、美術が厳しいようで... )なんてのは、あっさり、ぶぁっさりと、気持ちいいぐらいにやられてしまうのだろう。それは、仕分けするというより始末するような感覚?なんても思う。しかし、仕分けする以前に、予算と言えるような予算があったのだろうか?ふと振り返れば、欧米には遠く及ばないニッポンの姿があって。高速道路、数メートル分が、芸術という分野においては、かなりなことができてしまう額だったリ... 下手すると、どこかのオーケストラを、民営化しなくとも済む?くらいの...
ならば、もっと他に、仕分けるべきところ、あるんじゃない?
という一方で、どこかユルめのニッポン芸術界の空気感もあるわけでして...

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飛ぶ、バッハ。 [miscellany]

アイスクリームに醤油をかけると?みたらし団子テイストになるらしい...
あり得ないようで、あり得てしまう。あり得て、違う次元へとジャンプしてしまう、化学変化風コラヴォレーション。歴史と伝統に則った、クラシックにおいては、そうしたものはあり得ない。その名が示す通り、クラシックとは「保守」そのもの。というステレオタイプの一方で、コラヴォレーションの連続が、音楽史を編んで来た史実もある。
クラシック=西洋音楽史は、ヨーロッパという要素だけで、今に至ったわけではない。いつもいつも、ではなかったとしても、アイスクリームに醤油をかけるようなこと、実は、度々あってのクラシックだったりする。
そして、21世紀、ヒップホップでバッハを踊ってみれば...
それは、どんなテイストになるのだろう?

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まずは音楽、見た目は次に... ではなくて... [miscellany]

さて、何を書いていいのやら...
と、頭がポカンとなる日。「春」の影響か?で、どうしようか。という状態から思い付くものは、つまらないことだったりするのだけれど... しかし、前々から気になっていることだったり...
前回、取り上げたジャン・イヴ・ティボーデ、ガーシュウィンのアルバム... そのジャケットの、そのヴィジュアル。これまでのティボーデのイメージを覆すようで、何気にインパクトあったなと。ま、ティボーデ的に、イケてるのか、イケてないのかは、ともかく、独特の世界観(映画のワンシーンのようだよなぁ... )が滲み出ていて、そのあたりに、ティボーデなりのこだわりがあったかと、振り返る。そして、興味深かったなと。
近頃、クラシックのアルバムも、その主たる音楽ばかりでなく、ジャケットなどヴィジュアルでも、いろいろ楽しませてくれる。で、つくづく思うことは、21世紀となり、クラシックのヴィジュアル、かなり垢抜けたのでは?

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ディスイズ、ザ、ソウゴウゲイジュツ! [miscellany]

ところで、名前が変わりまして、ひと月が過ぎ... どーなんだろ?と、ふと思う。
名前に限らず、いろいろ変えたつもりで、まだまだ試行錯誤の途上なのだけれど、振り返ってみると、変わったか?なんて、シンプルに自己批判。もっともっと、変わりたい。何と言いますか、ぐちゃーっと、変わりたい(型を崩したい?)。で、ユルユルに展開したい。というのが、理想なのだけれど。コチコチなクラシックを、ラディカルに、ぐちゃーっと、ユルユルに見つめる。そんなことに挑みたい。なんて妄想に耽る。でいいのか?ま、いいか...
さて、先日の夕刊に、トッパンホールが10周年という大きな広告を見つけて、ちょっと驚く。もうそんなにも経つの?!と... まだまだ新しいコンサートホールの気でいたから...

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メモリアル・ポストリュードが、静かに熱い! [miscellany]

2010年は... ショパンに、シューマンに、マーラーに...
またまた「メモリアル」のテンコ盛り!大いに盛り上がるのだろう。いや、すでに盛り上がっている。誰々全集やら、何々ボックスやら、メモリアルならではのもの凄い企画が、次から次へと... それにしても、みんな、もんの凄い組枚数だったりするのだけれど、聴き切れるのだろうか?過去のメモリアルの、自身の経験から考えるに、2ケタとなるとキツイ... もちろん、全集、ボックスとして、1人の作曲家の作品が、ひとつにまとまっているというのは、ありがたいのだけれど... うわぁー!っと、宝箱を開くような感覚というのは最初の内で、聴き始めると、後、何枚だ?と、食傷気味に。しばらくすると、どこに何が入っているのかがよくわからなくなり、宝箱は、納められたお宝より、箱の方が目立ってしまったりして。そんな箱(これがまた立派だったりして... )を目にする度に、メモリアルに足をすくわれたかな?なんて、ちらりと苦い思いがするような、しないような。
というあたりはさて置き、ショパンに、シューマンに、マーラーに... の一方で、昨年のメモリアルの余韻というのも、意外とあったりでして。メモリアルの成果が、メモリアルが明けて、CDとなってリリース。みたいな...
で、このメモリアルのポストリュードこそ、なかなか興味深く。

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タグ:ハイドン
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