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シューマンの人生の変奏、アベッグから天使へ... [2011]

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一昨日は桃の節句で、明日は啓蟄(暖かくなって、虫たちが土から顔を出す!)... 春は、暦の上にもしっかりと刻まれております。でもって、キリスト教圏では、本日、謝肉祭=カーニヴァルの最終日!さて、カーニヴァルなんて言うと、仮装(ヴェネツィアのやつ...)して、サンバ(リオのやつ... )を踊って、みたいなイメージが、日本人の頭にすっかり刷り込まれているのだけれど、実際には、キリスト教における断食月(厳密な意味での断食はありません... )、四旬節において、肉食を控える前に、肉を食べておこうというのが謝"肉"祭の意味。けして、仮装したり、サンバを踊ったりすることがカーニヴァルではないのです。が、四旬節に入る前に、肉食べといて、できる内にドンチャン騒ぎしておきましょう!に発展したのがカーニヴァル... となると、夏にやる浅草サンバカーニバルも、本当は今頃やっていないと嘘になる?いや、浅草サンバ盆踊りとすれば、これ以上なくしっくり来る気がするのだよね... となると、一昨日、開催された、東京マラソンを、東京カーニヴァル・マラソン(仮装している人いるし... )にすると、世界的には強くアピールできそうな気がする。は、さて置きまして、音楽における謝肉祭!
ということで、シューマンの『謝肉祭』... フランスのベテラン、エリック・ル・サージュのピアノによる、シューマンのピアノ作品全集(ピアノを伴う室内楽作品も含む... )から、『謝肉祭』、『こどもの情景』といった代表作を始めとする、初期から晩年に掛けての多彩な作品を収録した最終巻、Vol.11、2枚組(Alpha/Alpha 169)。クララに続いてシューマンのピアノ作品を聴く。

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