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ヘンデル!ハイドン!メンデルスゾーン!だけじゃない! [miscellany]

あけまして、おめでとうございます。
本年も、よろしくお願いいたします。ということで、正月、何を聴こうか?となるのだけれど、ウーン、やっぱり、正月休みということで、休む!いや、昨年は、3月に更新を再開(ダムラウ歌うところのブラヴーラ!)してから、とにかく突っ走って参りまして、ふぅ~ やっぱり、一息つきたいかなと... そこで、2009年のクラシックを占う!って、そういう特殊能力は無いんだけれど、2009年、注目を集めるだろう作曲家を大胆予測... というか、2009年にメモリアルを迎える作曲家をざっと押さえてみようかなと... で、2009年のメモリアル、ビッグ・ネームが並びます!ならば、2009年のクラシックは、間違いなく盛り上がるはず!
ということで、2009年、メモリアル・イヤーを迎える作曲家の名前を、さっくり並べてみる。でもって、2009年の当blogをスタートしたいと思います。

ズバリ!ヘンデルの没後250年、ハイドンの没後200年、メンデルスゾーンの生誕200年であります。また、綺麗に、バロック、古典派、ロマン派の巨匠が並びまして、音楽界的には、実にやりやすいんじゃ?もちろん、我々、聴き手にとっても、この3人のメモリアルというのは、それだけで盛りだくさん!ワクワクさせられるばかり... だけれど、そういうビッグ・ネームばかりでない、2009年のメモリアル... 普段、目立たない存在も、メモリアルだからこそ、クローズ・アップされるのか?いや、そういう期待を持たずにいられない!
ということで、まずはイギリス・バロックを代表する作曲家、パーセル(1659-95)が、生誕350年を迎える。けして、マイナーではないけれど、役者の揃ったバロックの派手さからすると、若干、存在感は薄いか?いや、だからこそ、スポットが当たって欲しい!そして、ポスト・バロックにあたる気になる作曲家、フリードリヒ大王の宮廷楽団のコンサート・マスター、フランツ・ベンダ(1709-86)、マンハイム楽派の巨匠、リヒター(1709-89)が、生誕200年を迎える。奇しくも、チェコ出身の2人... 実は、18世紀、チェコは、多くの著名な作曲家を輩出した音楽大国。なのだけれど、そうしたあたり、なかなか知られるに至っていないのが残念!なので、これを機にスポットが当たるといいなァ。と、淡く期待してみる。それから、フリードリヒ大王の宮廷楽長、カール・ハインリヒ・グラウン(1704-59)が、没後250年を迎える。先に挙げたフランツ・ベンダの上司にあたるのだが、バッハが訪れ、その次男、カール・フィリップ・エマヌエルが仕えたフリードリヒ大王の宮廷もまた、なかなか興味深い音楽を生み出していただけに、ここにもスポットが当たると、ポスト・バロックの風景がより息衝くものになるように思うのだけど...
さて、時代を下って19世紀。ベートーヴェンの先生として知られる、ウィーンのシュテファン大聖堂の楽長を務めたアルブレヒツベルガー(1736-1809)が、没後200年。ちなみにベートーヴェンは、ハイドンの紹介でアルブレヒツベルガーに師事したのだとか... それから、ロマン主義の時代のヴァイオリンのヴィルトゥオーゾとして活躍したシュポーア(1784-1859)が、没後150年。ベートーヴェンとも親しく、7番の交響曲の初演にも参加したのだとか... そして、ロシアから、『コーカサスの風景』で知られるイッポリトフ・イヴァノフ(1859-1935)が、生誕150年。さらに時代を下って20世紀。イタリアの隠れたロマン主義者、マルトゥッチ(1856-1909)、スペインの国民楽派、アルベニス(1860-1909)が、没後100年となり、『バレエ・メカニーク』でパリにセンセーションを巻き起こしたアメリカの作曲家、アンタイル(1900-59)、パリで花々しく活躍したチェコ出身のマルティヌー(1890-1959)、ブラジル風のバッハで知られる、ヴィラ・ロボス(1887-1959)が、没後50年となる。
もちろん、ヘンデル、ハイドン、メンデルスゾーンが中心となるのだろうけれど、ちょっと視線をずらすと、驚くほど盛りだくさんな作曲家たちがメモリアルを迎える2009年。いや、それらマニアックではあるのだけれど、こういうマニアックが掘り起こされると、クラシックは刺激的になるはず!2009年、これを機会に、マニアックにメモリアルを楽しむのも、おもしろいはず...




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