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レオポルト・モーツァルト、生誕300年、神童の礎を見出す。 [2013]

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えーっと、二宮敦人著、『最後の秘境 東京藝大 天才たちのカオスな日常』という本を読んでおります。やっぱ、天才たちのカオスというか、様子、覗き見たいじゃないですか?でもって、はじめに(は、著者にこの本を書く切っ掛けを与えた、彫刻科、藝大生妻の日常の一端がちらと取り上げられる... )、から、すでにブっ飛んでいて、一気に惹き込まれた!いや、天才たちの視点は、我々、凡才が、けして捉えることのできない地平を捉えていて、一見、ヘンテコなのだけれど、実は、圧巻なのだと思う(裏を返せば、我々、凡才が、あらゆる事象を、如何に一面的にしか見ていないか!さらに問題なのは、ある視点を模範解答とし、一面的であれ、という同調圧力まで働く... )。そういう、天才たちの視点は、如何にして生まれるのだろうか?チビチビ読み進めながら、今、もの凄く気になっている。さて、音楽に話しを戻しまして... 音楽史上、最も輝かしい天才、モーツァルトを生んだ、パパ・モーツァルトに注目してみる。というのも、今年は、レオポルト・モーツァルトの生誕300年のメモリアル!
ということで、クリスティーネ・ショルンスハイム(ハンマーフリューゲル)が弾く、レオポルト・モーツァルトのハンマーフリューゲルのためのソナタ、第1番、第2番、第3番と、リュディガー・ロッター(ヴァイオリン)、セバスティアン・ヘス(チェロ)とのトリオで、6つの教会と室内のためのトリオ・ソナタから、第1番、第2番、第3番を取り上げる2枚組(OEHMS/OC 860)を聴く。

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