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"Opening Doors"、ベートーヴェンの10番としてのブラームスの1番、 [2013]

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9月1日です。新シーズンの開幕です。ま、特にオフもなく、年がら年中、クラシックな、当blog的には、開幕もへったくれもないのが正直なところですが、ここから、また、リ-スタートというのも悪くはないなと... で、何で始める?開幕に相応しく、ザ、クラシック!みたいな音楽がいいなと... そこで、ブラームスの1番の交響曲を聴く。いやね、まったく以って個人的な意見ではありますが、ブラームスの1番こそ、クラシックのヘソではないかと前々から思っておりまして... というのも、やっぱり、クラシックのレパートリーの花形は19世紀の作品。クラシックを象徴するスタイルと言えば交響曲。で、楽聖、ベートーヴェンの交響曲の系譜を継承し、時として"ベートーヴェンの10番"なんて言われ方もするブラームスの1番は、古典主義をきちんと継承し、未来(も、今となってはクラシックの内だけれど... )へとつないだ結節点にして、「クラシック」の基点とも言える作品かなと... そんな基点へと、今一度、還って、令和元年の新シーズン、リ-スタートを切ってみたいと思います。
ということで、トマス・ダウスゴー率いるスウェーデン室内管弦楽団の、モダンとピリオドのハイブリットで、ロマン主義の時代を改めて見つめ直す意欲的なシリーズ、"Opening Doors"から、ブラームスの1番の交響曲(BIS/BIS-1756)を聴く。

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