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ベルリオーズ、イタリアのハロルド、私小説としての交響曲。 [2019]

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暑いですね。もうすぐ人体自然発火が報告されそうなくらい... だからでしょうか?近頃、あっちでもこっちでも炎上していて... というより、もはや炎上上等!対馬海峡のあちら側など、戦中の日本かと思うような国策民族主義で焚きつけて、本当に21世紀?と耳目を疑い... 名古屋城のお膝元では、「表現の自由」が、今や炎上主義を手段とするチャラさ... いや、そればかりでなく、アメリカで、ペルシャ湾で、世界各地で、次から次へと、これは花火大会なのかな?というくらいに炎が上がる。てか、炎上で、問題は解決する?世の中は前進する?冷静に考えれば解ることのはずが、そんなことはお構い無し、メディアはせっせとガソリンを注ぐことに余念無し... いや、いろいろな意味で酷暑です。そして、世界中で人々は熱中症です。もう、ぐったり... ではありますが、あるクラシックにおける炎上に注目。今年、没後150年を迎えるベルリオーズ。ローマ賞を受賞して、晴れて婚約!意気揚々とローマ留学へと向かったところに、婚約者の家から破談の手紙が届いて、炎上!
そんな記憶が籠められた作品?フランソワ・グザヴィエ・ロト率いる、レ・シエクルの演奏、タベア・ツィンマーマンのヴィオラで、ベルリオーズ、ヴィオラの独奏付きという異色作、交響曲「イタリアのハロルド」(harmonia mundi/HMM 902634)を聴く。

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