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モニューシュコ、生誕200年、ポーランドの魂を籠めて、幽霊屋敷。 [2012]

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昨日、7月26日は、幽霊の日でした。何でだろ?と、調べてみたら、歌舞伎の『四谷怪談』が初演(1825)された日なんだって... 普段、オペラとかでワイワイしている身からしますと、ちょっとテンションの上がる由来じゃないですか。そうか、劇場に因むのですか、幽霊の日... ということで、一日遅れ、幽霊の日に捧ぐ、本当に怖い幽霊の出て来るオペラ、ベスト3... 第3位、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』!悪いヤツを懲らしめる騎士長の幽霊は、ちょっとお岩さんに通じるものがあるような... 第2位、ブリテンの『ねじの回転』!ウーン、さすがはスピリチュアル大国、イギリスだけに、幽霊の描き方がリアル... そして、第1位、プロコフィエフの『炎の天使』!わけがわからんこその不気味さ、でもって、ラップ現象を楽譜に書き込んだプロコフィエフの本気度たるや!なんて、選んでみたのですが、オペラに幽霊ってあんま出て来ないのですよね。悪魔とか魔女ならわんさか出て来るのに... このヨーロッパにおける幽霊への態度って、ちょっと興味深いなと思う。というあたりは、さて置きまして、今年、生誕200年を迎えるポーランドの作曲家、モニューシュコのオペラ『幽霊屋敷』を聴く。
ヤツェク・カプシスクの指揮、ポーランド国立歌劇場、本場、ポーランドの実力派歌手を揃えての、モニユーシュコのオペラ『幽霊屋敷』(EMI/5 57489 2)。えーっと、それで、ですね、幽霊屋敷なのですが、幽霊、出て来ません。けど、出て来ない分、楽しい!

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