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生誕200年、オッフェンバックは、"シャンゼリゼのモーツァルト"! [before 2005]

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運動会でお馴染みの『天国と地獄』に、よく映画などから聴こえて来る「ホフマンの舟歌」... クラシックという枠組みを越えて、誰もが知るメロディーを生み出したオッフェンバック。こういう、キャッチーなところ、気難しいクラシックに在って、突き抜けているのだけれど、作曲家、オッフェンバックとしての全体像は、あまり知られていないように思う。例えば、前回、注目した、国際的なチェロのヴィルトゥオーゾとしての一面とか... そもそも、オッフェンバックがどういうオペラを書いていたかも、丁寧に紹介されることは少ないのかもしれない。いや、漠然とオペレッタの作曲家として認識されるオッフェンバック... しかし、我々がイメージするオペレッタ(ヨハン・シュトラウス2世らによるウィンナー・オペレッタ... )と、オッフェンバックがオペラ作家への道の突破口としたオペレッタでは、随分と様子が違う。このあたり、生誕200年のメモリアルを迎えた今年、クローズアップされたらなァ。と、淡い期待を抱きつつ、オペラ作家、オッフェンバックのヴァラエティに富むその仕事ぶりを、今一度、見つめてみる。
ということで、マルク・ミンコフスキ率いるレ・ミュジシャン・デュ・ルーヴルの演奏、アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メッゾ・ソプラノ)が歌う、オッフェンバックのアリア集(Deutsche Grammophon/471 501-2)。実に興味深く、最高に楽しいライヴ盤を聴く!

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