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ロッシーニのパリ時代、『ランスへの旅』から『オリー伯爵』へ... [before 2005]

あちこちにクリスマスの飾り付け、そしてイルミネーションと、俄然、キラキラとしている年の瀬の街並み... 単細胞なのか、師走の忙しなさがあってなのか、妙にテンション上がり目な今日この頃... でもって、そんな街並みを縫いながら、正月支度の買い物に追われた先日、振り返ってみると、凄い状況だなと... クリスマスと、正月が、錯綜!このスラップスティックに笑ってしまった。まるで、ロッシーニのオペラ・ブッファの1幕の幕切れみたいな感じ、まさに、山場!てか、耳を澄ますと、どこからともなく、ロッシーニ・クレッシェンドが聴こえて来そうな... いや、普段の倍、それも倍速で動き回らねばならないこの年末も、ロッシーニのブッファかと思えば、何だか楽しくなって来る?なんて戯言はさて置きまして、ロッシーニ・イヤーも、残すところあと2週間。年初に、器楽作品、宗教作品、機会音楽と、大胆にもと言うか、メモリアルならではの、いつもと違う視点からロッシーニに注目したのですが、やっぱり、オペラを聴かねば!ということで、ロッシーニのイタリア時代、最後のオペラを聴いた前回... に続いて、今度は、イタリアを後にして、パリに拠点を移してからのオペラに注目してみようかなと...
クラウディオ・アバドが率いたベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、豪華歌手陣が結集しての『ランスへの旅』(SONY CLASSICAL/S2K 53 336)と、その改編作、ヘスス・ロペス・コボスの指揮、ボローニャ市歌劇場管弦楽団の演奏、ファン・ディエゴ・フローレス(テノール)のタイトロールで、『オリー伯爵』(Deutsche Grammophon/477 5020)を聴く。

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